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マネジメントとリーダーシップの違いとは?【わかりやすく解説】

困っているひと
マネジメントとリーダーシップの違いってなんだろう?どう違うのかちゃんと知りたい。

 

こんな悩みにお答えします。

 

昇進をしたりチームを持ったり、自分自身の裁量や責任の範囲が増えた時に、マネージャーとして、リーダーとして、求められるレベルも高くなると思います。

 

マネジメントとリーダシップは別物であり、やるべき事も求められるスキルも変わってきます。

 

本記事を読んで、マネジメントとリーダシップの違いを整理して、使い分けられるようになっていきましょう。

 

早速見ていきましょう。

 

マネジメントとリーダシップの違いとは何か?

最初に、簡単にマネジメントとリーダーシップの違いをご紹介します。

 

マネジメントとリーダーシップの比較

マネジメントは効率的に組織を運営するために管理する能力で、リーダーシップは変革を推進するために人と組織を動かす能力です。

 

2つは下図のように対比関係にあります。

マネジメントとリーダーシップの比較

 

マネジメントとリーダーシップはそれぞれ互いに補完し合うスキルのため、両方とも身につける必要があります。

 

例えば、リーダーシップが特に優れた人でも管理する能力がなければ個人の能力を超えませんし、マネジメントが素晴らしくてもリーダーシップが無ければメンバーの心を動かすことはできません。

 

難しいことかもしれませんが、経営の中で「ヒト」は、「モノ」と「カネ」を創造する源泉として、企業が付加価値を生み出すために最も重要な存在として考えられています。

 

次の章から、マネジメントとリーダーシップで身につけるべきスキルや行動を詳しく見ていきましょう。

 

マネジメントは管理する能力

マネジメントは管理する能力

マネジメントは効率的に組織を運営するために管理する能力です。

 

大事な行動は下記です。

 

  1. 短期的な計画立案・予算策定をする
  2. 組織構造の設計と人材配置を行う
  3. 予実管理と問題解決をする

 

それぞれ見ていきましょう。

 

①:短期的な計画立案・予算策定をする

 

マネージャーのするべき1つ目の行動は、「短期的な計画立案・予算策定をする」です。

 

組織の目標に対する、アクションプランの立案とそれに伴う予算を策定します。

 

PDCAで言えば、P(Plan)の部分ですね。

 

周到に立てられた計画は、将来にわたって有能なナビゲーターの役割を果たします。

 

また、計画が具体的であればあるほど、実行に移しやすく、軌道修正が必要な時も、変更がどのような影響を与えるか検討しやすくなります。

 

できる限り具体的に計画立案を行いましょう。

 

②:組織構造の設計と人材配置を行う

 

マネージャーのするべき2つ目の行動は、「組織構造の設計と人材配置を行う」です。

 

組織構造の設計とは、企業単位では事業部とか部署単位の組織構造、部署やチーム単位ではミッション達成に必要な役割を設定するものです。

 

人材配置では、予め決められた組織構造の箱にメンバーを配置し、個々人の役割やミッションを定義します。

 

マネージャーにとっては、組織構造の設計と人材配置こそ、PDCAのD(Do)の部分になります。

 

計画や目標値が具体的であるほど、個人のミッションが明確になります。

 

③:予実管理と問題解決をする

 

マネージャーのするべき3つ目の行動は、「予実管理と問題解決をする」です。

 

「計画立案」-「組織構造の設計」-「メンバーの配置」としてきた中で、計画に対しての進捗を確認し、必要に応じて問題解決をします。

 

PDCAのC(Check)とA(Action/Adjust)の部分ですね。

 

問題は個人のモチベーションかもしれませんし、ミッションに対して明らかに人員が足りていないのかもしれません。個人単位に仕事を切り分けた事によって、横の連携が取れなくなってしまっているのかもしれません。

 

そのような課題に対して、新たな打ち手を実施し、最終的な目標達成を実現させるのがマネージャーの役割です。

 

リーダーシップは人と組織を動かす能力

リーダーシップは人と組織を動かす能力

リーダーシップは、変革を推進するために人と組織を動かす能力です。

そのために大事なポイントは下記です。

  1. 長期的なビジョンを提示する
  2. メンバーとコミュニケーションをとる
  3. メンバーの動機付けをする

 

①:長期的なビジョンを提示する

 

リーダーのとるべき行動の1つ目は、「長期的なビジョンを提示する」です。

 

ビジョンとは、「将来のあるべき姿を描いたもの。将来の見通し。未来図。未来像」のことで、組織やメンバーが1つの方向を向くために必要です。

 

強い組織はビジョン・ミッション・戦略が明確で整合しています。

 

それだけでなく、自分がメンバーだったら、ビジョンのないリーダーより、ビジョンを提示してくれるリーダーの方がワクワクしますよね!

 

②:メンバーとコミュニケーションをとる

 

リーダーのとるべき行動の2つ目は、「メンバーとコミュニケーションをとる」です。

 

リーダーの示す方向性に一緒に進んでくれるかどうかは、メンバーとリーダーの信頼関係に依存します。

 

なに考えているかわからないリーダーより考えを伝えてくれるリーダーの方がいいですし、話を聞いてくれないリーダーより話をちゃんと聞いてくれるリーダーの方が話しやすいですよね。

 

リーダーともなれば日々の業務が多くなりますが、メンバーとのコミュニケーションをつくるのも仕事の1つです。

 

最近取り入れられている1 on 1なども業務としてのリーダーとメンバーのコミュニケーションを果たしていますよね。

 

メンバーとのコミュニケーションは特に大切にしましょう。

 

③:メンバーの動機付けをする

 

リーダーのとるべき行動の3つ目は、「メンバーの動機付けをする」です。

 

人間なので、常に高いモチベーションでいられませんし、全員が同じモチベーションなわけではありません。

 

一人ひとりにあった方法で動機付けをする必要があります。

 

メンバーへの動機付けに関して、エンパワーメント(権限委譲)という大事なキーワードがあります。要は「任せる」ということですね。

 

本人のやる気と能力に合わせた権限委譲のフレームワークがあります。

4つのリーダーシップスタイル

 

メンバーも少しずつやれることを増やしていければ、どんどん仕事が楽しくなって意欲的に取り組んでくれますよね。

 

反対に、すごく優秀なメンバーはやり方まで指示されることを好まない傾向があります。そのような人は、目的と目標を伝えればちゃんと理解してくれるはずなので、積極的に任せてみましょう。

 

まとめ:マネジメントができてリーダーシップも発揮できたら最強

今回は、マネジメントとリーダーシップの違いについて紹介してきました。

 

2つのスキルは対になるものですが、身近に経験・体験している分、感覚的に捉えやすいかと思います。

 

しかし、実際に仕事に取り掛かってみると、ついつい近視眼的になってしまい、2つのバランスが取れなくなってしまうなんてことはよくあります。

 

もし、本記事を読んで何らかの示唆が得られたら、是非ブックマークをしていただき、何度も見ながら一緒に素晴らしいリーダー・マネージャーになっていきましょう。

 

今回は以上です。

 

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