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リーダーシップ力を伸ばすPM理論とは?【実践のためのポイントを解説】

困っているひと
リーダーシップでよく聞くPM理論って何だろう?自分自身のリーダーシップに生かすにはどうしたらいいか知りたいです。

 

こんな悩みを解決します。

 

PM理論とはリーダーシップ理論の1つです。

 

PM理論を学ぶことによって、理想のリーダーになるための自分自身の課題を認識することができます。

 

自分の振る舞いや行動を変えていくことはとても大変なことですが、理論を正しく理解して、先ずは大事な一歩目を踏み出していきましょう。

 

PM理論とはなにか?

 

PM理論とは、1960年代に三隅二不二らにより研究されたリーダシップの理論です。目的達成や課題解決に関するP(Performance)行動と、集団の維持や強化に関わるM(Maintenance)行動を表しています。

 

とても優れたリーダーは両方の行動とも優れたPM型のリーダーと言われます。

 

一方で、集団の維持や強化(チームの満足度を高めること)は得意だけど、結果を残すのが苦手なリーダーがpM型と言われます。

 

反対に、結果を出すのが得意だけど、集団の維持や強化(チームの満足度を高めること)が苦手なリーダーがPm型と言われます。

 

両方とも苦手なリーダーはpm型です。

 

整理すると以下のようになります。

 

PM型のリーダーに近づくために

 

理想は、結果を残し、メンバーから慕われ、メンバー同士も仲の良い組織・チームを作れるPM型のリーダーですが、実際にそれができる人なんてほとんどいません。

 

しかし、このように、リーダーとしての得意不得意を知ることで、自身のリーダーシップ の成長に役立てることができます。

 

PM理論を活用し、組織の中で優れたリーダーシップを発揮していきましょう。

 

次の章で詳しく見ていきます。

 

PM理論を実践するポイント

自分自身がP(Performance)またはM(Maintenance)のどちらが得意かイメージはつきますか?

 

PM型のリーダーに向かうために以下の2つを考えていきましょう。自分自身が課題だと思う方を意識してください。

 

  • P(Performance:目的達成)行動を伸ばすためのポイント
  • M(Maintenance:集団維持・強化)行動を伸ばすためのポイント

 

それぞれ見ていきます。

 

P(Performance)行動を伸ばすための3つのポイント

 

P(Performance)行動を強化するためには以下の3つのポイントをみてください。

  1. 計画立案を行う
  2. 適切にメンバーを配置する
  3. 進捗の管理と調整を行う

 

①:計画立案を行う

 

先ず最初に、1番重要な事は計画を立案することです。

 

求められた結果を達成できるよう、計画を立てていきます。良い計画は将来にわたって良いナビゲーターになります。とても大変な仕事だと思いますが、最初が肝心なので1番力をいれましょう。

 

計画を立てた際に以下の点をチェックしてみてください。

  • その計画を全て達成すれば、求められている結果を達成できますか?
  • 計画の中身は具体的で各メンバーのミッションに落とすことはできますか?
  • ミッションはメンバーにとって無理難題ではありませんか?

 

 

 

②:適切にメンバーを配置する

 

立てた計画に対して、メンバーをアサインしていきます。その際に下記を行いましょう。

  • 何のために(目的)と何を達成するのか(ミッション)を伝え、相手の納得感を踏まえ合意形成をとる
  • 相手の能力・意欲・特性を理解と、相手の状況を把握する

 

上記を踏まえ、配置(アサインメント)を行います。

 

アサインメントの際には、ゴールや任せる仕事の範囲(戦略/施策/作業など)、期限を明確にして、相手と合意することが大切です。

 

③:進捗の管理と調整を行う

 

アサインメント後は、ちゃんと管理していきましょう。フォローのタイミングや方法など下記を意識してみてください。

  • 事前に合意したスケジュール、頻度、内容で報告をしてもらえる場を用意する。
  • 進捗が芳しくない場合や、他の人と連携が必要な場合に気軽に相談できる場を用意する。
  • 意図したものと違うアウトプットが出てきた時の対応に留意する。(意欲を削がないように注意する)

 

方法はチームでの定例会や個別の面談の場がいいとおもいます。

 

本当は部下から来て欲しいと思ってしまうところですが、上司に話しかけるのは毎回毎回、勇気のいることです。

 

仕組みで解決することで、最終的に良い結果が生まれるので、設定しましょう。

 

M(Maintenance)行動を伸ばすための4つポイント

 

M(Maintenance)行動を強化するためには下記の4つの行動をとりましょう。

  1. 不安の種を解消する場を用意する
  2. 自分から率先してコミュニケーションをとり続ける
  3. 仕事以外での交流ができる場を用意する
  4. メンバーのキャリアを支援する

 

①:不安の種を解消する場を用意する

 

定例会や1on1など、気軽にコミュニケーションを取れる場を仕組みとしてつくりましょう。

 

必要に応じて、その都度設定するのは意外と労力かかりますよね。

 

例えば、1on1は毎月1回30分や、定例会は毎週月曜日の朝30分というように短い時間でも実施する価値はあると思います。

 

結果的に、メンバー間のコミュニケーションも促進されて和やかな雰囲気になるので是非試してみてください。

 

②:自分から率先してコミュニケーションをとり続ける

 

コミュニケーションを取ることはリーダーの職務です。つまり、仕事として部下とコミュニケーションを取らなくてはいけないものだと捉えましょう。

  • メンバーの状況を聞く
  • 自分の考えを伝えたり、自己開示を積極的に行う
  • 些細な話でも良いのでメンバーと会話する

 

1日に1回、5分でも10分でもこのような時間を取るようにすることができれば、必ず信頼関係が築いていけるはずです。

 

③:仕事以外での交流ができる場を用意する

 

部活動や飲み会など仕事以外の場づくりもとても重要です。

 

最近だと、業務以外は会社に関わらないという人もいると思いますが、お互いに話しやすい雰囲気をつくるためにも交流はあったほうがいいと思います。

 

決して強制してはいけませんが、参加しやすい場づくり・参加してもらう工夫も実は重要だったりします。

 

そういうことが自分でやるのは苦手な方もいると思います。その場合は、きっとそれが得意な部下が近くにいるはずです。ぜひ頼りましょう。

 

④:メンバーのキャリアを支援する

 

メンバーのことを知り理解すると同時に、キャリアの支援についても考えましょう。

 

本人の描いたキャリアパスに向き合って、職務を定めることで本人の意欲も増えます。

 

また、本人の意に沿わない仕事を依頼しなければならない時も、お互いがキャリアについて話せる状況になっていれば相手もきっとわかってくれるはずです。

 

メンバーの意思を大切にしながら、最大限パフォーマンスを発揮していただきましょう。

 

まとめ:小さな一歩からはじめよう!

PM理論では、ある意味、自分の苦手分野を認識することでもあります。

 

最初からパーフェクトにはできなくて当然です。

 

でもきっと続けていたら理想のリーダーに近づけると思います。

 

小さな一歩から一緒に頑張っていきましょう。

 

今回は以上です。

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